妻は精神病 Another 3

詩織が子供達と出て行ってちょうど一年経った。

最初、離婚調停の時に調停員の人が「向こうの弁護士さんが良い人だから信用していいですよ。」と言った。向こうの弁護士は「落ち着いたらお子さんに会えるようにしますよ。」と言った。

それから一年以上子供達と会っていない。

それは色々な事情があるのかもしれない。そうかもしれないけど、嘘つきだと思ってしまう。裏切られたと思ってしまう。

2月に面接交渉の調停があって、また4月26日に2回目の調停がある。前回は子供達が私に会いたいかを聞いてくるという締めくくりだった。

ある人は言う。大人になれば会いにくるから子供達の生活に動揺を与えない為にもそっとしておいたほうがいいのではないか?と。

またある人が言う。子供達も不安なんだから調停なんか無視してでも会いに行くべきだ。と。

そしてある人が話してくれた。『本当の障害者なんていない』ということ。

『障害』とは相手と自分の間にあるもので、お互いの理解や努力によって『障害』は取り払われるということ。

知能・身体・精神、いずれの障害者にも共通することだと。

しかし私はそれがあまりにも深い溝があることを知っている。

でもまずは知ることが第一歩だと思う。

その人が言っていたのは、もし優菜と健斗に会えたなら、『何を話すか』も大切だけど、『一緒の時間を共有すること』を大切にしたらいいんじゃないかな。と言ってくれた。

子供達との時間が止まったままだから、会いたい。

続く

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コメント

  1. よりこ より:

    溝の深さは本当に感じます…。

  2. もとこ より:

    妻が精神病だとわかった時、すぐにでも、離婚すればいいと思いました。
    親や子供なら、血が繋がってるから、仕方ない・・・と思えるけど、配偶者は、元々他人なので、お互いの気持ちが通じ合えないなら、無理して、結婚生活を送らなくて、良いと思うのです。

    結局、離婚したので、その選択は、正しいと思います。
    苦労をした分、この先に、良いことがいっぱいあると思います。

    これからも、ブログを楽しみにしてますので、いっぱい載せて下さいね。

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