妻は精神病 今の僕の気持ち 18

そして
《自分がしっかりしなくてはならない》

事に気が付いた。

『自分の為に家族を守る』

と決めた。

じゃあどう生きて行こうか?

私の人生の目標は

『いい男になる事』

だ。

私は神様にはなれない。

世界中全ての人を幸せになんて出来ない。

妻の病気一つ治してやれない。

だから、せめて自分の関わった全ての人間が幸せになってくれるといいな。

と常々考えている。

その為に自分に出来る事があれば手助けがしたい。

いい男として家族を守るには―

男は信念を持って生きるべきだ。

私の信念とは

『自分の中の正義』

を貫く事。

正しい、悪いの見方は時代とともに変わる。

だからそれをしっかりと持って時代や人に左右されない人間になる。

そして『調和』

「これは俺の信念だから」

と人様に迷惑を掛けてはならない。

人間は一人では生きていけないのだから、周囲との協調性も大切にする。

また、自然との調和。

社会との調和も忘れてはならない。

最後に、『生きていくための知恵』を身に付ける事。

勉強や資格、その他に一般常識や教養、礼儀や道徳に至るまでの《知恵》を身に付けなければならない。

『生きる為に必要なものは《知恵》と《信念》と《調和》である』

以上を私の心の訓示と決めた。

―続く。
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『自分の中の正義を貫くこと』は今思えば間違いでした。

しかし、当時の私は揺らぐことのない信念の必要性に迫られていました。

そうともしないと自分の心がたちまち崩れてしまうと思ったからです。

今挙げるとすれば、『仁義礼智信厳勇』を掲げます。

『仁』とは慈しむ心、優しさ
『義』とは助ける心
『礼』とは礼節
『智』とは智恵
『信』とは信じること
『厳』とは自分を諌める心
『勇』とは勇気

そして『和顔愛語(わがんあいご)』

笑顔でいること
愛のある言葉を発すること

最後に『調和』

これは変わりません。

年齢と共に信念は移り変わっていいと思います。

『自分の中の正義』とは『自分本位』な考えでした。

今はお互いの『正義』と『正義』がぶつかり合うから『争い』が起こるのだと思います。

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コメント

  1. 榊 健二 より:

    1–18まで読ませていただきました。私の妻も25才の時に発病。子供3人をかかえて途方にくれました。病名は統合失調症、私の実家の親に子供をあずけ、孤軍奮闘。一応直ったと言えたのが47才の時です。私の体験と重なるところが多すぎ、読んでいて本当に涙が出ました。私の体験でもこの病気は経験の無い方には絶対に理解出来ません。ために酷い罵詈雑言を言う人は自身も、身内にもこの病気の体験者がいないのです。ある意味ラッキーとも言えますが、逆に言えばこのような病気に対する理解力を持たない欠陥人間とも言えます。私の妻もあなたの奥様もかなり似通った部分があります。それは幼児期の育てられ方にかなり偏りがあり健康な心の発達(すなわち脳の生育)がなされずに、幼児のまま生育が止まっている部分があるように見えます。私の妻もとても子育てが出来る状態ではありませんでした。(69才となった今もそうです)私は医者ではありませんが、私の妻も奥様も発達障害と言われる状態に近いと思います。あまりにも脳の一部が幼児期のままなので、現実社会の大変さ、辛さ、その他もろもろのストレスに耐えられず、ある限界点を超えると暴れ出す。家族はへとへとになります。この分野の治療は日進月歩です。発達障害について書かれた本を読んでみる事をお勧めします。ブログの文章、感性は本当に素晴らしいと感じました。まだお若いので希望を持って奥様の治療に当たって下さい。頑張って下さい。  長文失礼いたしました。

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