妻は精神病 76

子供達に手紙を書いた。
12日に優菜が10歳になる。
誕生日とクリスマスと正月の分を分けて書いた。

本当は毎月書けばいいのだけど、書こう書こうと思うと子供達に会いたい気持ちが募るのと、やっぱり相手の理不尽さに心が黒く渦巻いてしまって。

苦しくなってしまって。

86歳のおばあちゃんがこの間健斗の話で泣いた。

小さい頃、健斗におばあちゃんが「なし食べるかい?」と聞いたら健斗が言った。
「なしはたべない。かきがたべたい。」

そんな話で泣いてしまうおばあちゃんを見て、涙を堪える。

母との会話の最中にふと、優菜の話が出る。

山を見て「きれいだね。」と言った優菜を思い出して、母親が泣く。

そんな母親を見て、涙を堪える。

二人を思い出すたびに心が揺さぶられる。

ある人が言ってくれた。貴方の気持ちもわかるけど、子供達のことを考えると、貴方が会いたい会いたいだけで、いたずらに子供達の心を揺れ動かすのは良くないよ。と。

そういう考えもあるな。と思った。

でも

子供達に会えなくなって11ヶ月が過ぎる。

大きくなったら会いに来るよとみんな言ってくれるけど

会いたいなら弁護士雇ってとか言ってくれるけど

なんか中々むつかしい。

早く、あの子達に会いたい。

続く

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コメント

  1. 匿名 より:

    その「ある人」ってどんな奴だ?
    全然同意できないんだが
    父親に会えない空虚な心を揺り動かしてあげなきゃ

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